「家庭教師をするのは初めてで、何を準備したら良いか分からない」
「家庭教師の方が来られる際に、気を付けることは?」
「オンラインで家庭教師を始める際に、気を付けることは?」
「個人で契約する際に、必要な書類は?」

いざ、家庭教師を始めたいとなった際に、準備物や家庭教師の方への対応など、不安なことがいっぱいありますよね。
こちらのページでは、家庭教師の方との面談をして実際に授業を行うまでの、よくある質問をまとめています。
これから家庭教師を始めようと検討されている親御さまは、ぜひ参考にしてみてください。

​目次:家庭教師をお願いする時の注意点

1.家庭教師の説明書

  1. 準備
  2. 面談
  3. 契約後

2.家庭教師を行う際の注意点

​項目をクリック、またはタップすると、該当箇所へジャンプ出来ます。

家庭教師の説明書

準備

家庭教師をするにあたって、必ずしも新しい教材が必要だということはありません。
生徒さまが学校や塾で使用している教科書、問題集やテスト結果を利用することが生徒の成績向上に効果的だからです。
授業を行う際に、教師の方からのオススメのテキストがある場合、購入をおすすめします。
時給の相場は、契約方法や、家庭教師の経験年数や実績、大学名などによって異なります。
詳しくはこちらをご確認ください。
科目ごとに時給が変わることはありません。契約時の時給で一定です。
また、複数の科目を同時に教えてもらう場合も時給が変わることはありません。
往復の交通費は親御さまが負担します。電車代など、面談の際に確認しておきましょう。
公共交通機関以外の場合、ガソリン代を車は20円/km、原付・バイクは10円/kmで計算し、近くのコインパーキング代も親御さまが負担します。
1ヶ月間の授業後にお給料をお支払いください。
手渡しの場合、トラブル回避のため、その場でお互いに金額に間違いがないか確認して下さい。


面談

まずは自己紹介で、お名前や年齢、住んでる地域などを伝えましょう。
自己紹介が済んだら、今後のことを決め、体験授業がある場合は実際に授業をしてもらいましょう。
授業が済みましたら、体験授業料や交通費をお渡しし、帰宅してもらいます。

後日、面談の結果をご連絡するようにしましょう。原則二日以内がマナーです。
そこで教師の方も承認となれば、初回指導日を決定しましょう。
以下に、面談時に確認すべき事項をまとめましたので、参考にしてください。

①時給は変更できませんがお互いに納得していますか?
②指導曜日や時間帯は決めましたか? 
③学生証(身分証)の確認はしましたか?(コピーや写真等での保存は厳禁です。)
④体験授業料を行なった場合はその授業料、また、交通費のお渡しは済みましたか?
⑤今後の連絡手段の交換は完了しましたか?
こちらが契約書の雛形になります。
保存してお使いください。
基本的には、家庭教師の方が、ご家庭のご自宅に伺います。
稀に、喫茶店などで待ち合わせする場合もあるようです。
事前に住所を伝えておきましょう。
出さない方が無難ですが、基本的にどのご家庭も出されています。
授業を行っていると喉が乾くので、お子さまの分と一緒に飲み物だけでも出した方が良いでしょう。
お子さまと教師の方のフィーリングが合うか、先生の授業能力が十分か確認するための授業のことです。
授業後、親御さまから面談結果の連絡をするようにして下さい。
原則二日以内がマナーです。
体験授業は必ず行いましょう。
お子さまと先生の相性をみる、最も重要なイベントです。
お子さまの自主性やモチベーションアップのためにも、体験授業はオススメです。
連絡手段はお互いに連絡がとれる手段を選択してください。
電話やメール、LINEなどを利用し、連絡先の交換を行いましょう。
面接時に必ず学生証、既卒の方は身分証を提示してもらいましょう。
これらをコピー・撮影など、情報が何らかの形で残る方法は厳禁です。
体験授業から、次の授業日までの間であればいつでもお断り頂いて問題ありません。
ただし、必ず家庭教師の方に「相性が合わなかった」など、その旨を伝えるようにしてください。
無断は辞めましょう。
契約が決まってからの場合は、実際に辞める授業日の2週間前までに、必ず家庭教師の方に辞める旨を伝えるようにしましょう。


契約後

急に具合が悪くなったときは必ず家庭教師の方に連絡して、その日の授業をキャンセルし、振替日を提案するのがマナーです。
一方的にキャンセルするのではなく、家庭教師の方にその意思が伝わったかどうかの確認も怠らないようにしましょう。
授業日を間違える、忘れるということは絶対にないようにしましょう。
万一、そのような状態になった場合は、すぐに電話で謝罪の連絡を行い、振替日を提案しましょう。
そして後日、会った時にもう一度謝罪の気持ちを直接伝えましょう。
実際に辞める授業日の1ヶ月前までに、必ず家庭教師の方に辞める旨を伝えるようにしましょう。
家庭教師の方も急に辞められると困ります。早めの対応を心掛けましょう。

家庭教師を行う際の注意点

家庭教師を利用する際、不安が拭いきれない方も多いと思います。
その際、少しでも解消する策を、以下に例として記載いたします。

・お子さまが女性の場合、女性講師を指定する。
・実際に会う前に、メッセージだけでなく電話をする。
・体験授業では、個人情報を渡さない。
・授業料の前払いをしない。
・大学の学生証・卒業証書を見せてもらう。
・体験授業は、1名だけでなく複数名の家庭教師の方と行う。
・契約書を作成する。